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執筆者の写真鵜木行政書士事務所

「ヒートショック」に気をつけましょう

更新日:2020年2月13日

おはようございます。


唐突ですが、最近、私、パンにハマってます。

どんなパンかというと、こんなパン↓













みなさん、知ってます?



その名も、



「甘食」



明治時代に誕生し、昭和30年頃には、全国的に広まっていったようです。

見たままなのですが、直径7センチくらいの円すい型のパンです。



この甘食さんと私の出会いはこうです。



私は、たまにお昼ご飯を事務所近くのパン屋に買いに行くのですが、この日もいつものようにパンを選んでいたんです。



すると、後ろからハットをかぶった人のよさそうなおじいさんが歩いてきて、「ちょっと失礼」と言って私の目の前に置いてあるバスケットから甘食さんを10個くらいかな、迷いなくトレーに載せていたんです。



最初は、「ちょっと、ちょっと、おじいさん、そんなに食べれるのかい?」と思いましたが、すぐさま考えを修正しました。



(私の心の声)


“そもそも迷いなく10個のパンって買えるのか?”


“いや、買えない”


“これは、さぞ美味しいパンに違いない!”


“人生の大先輩が10個も買ってることだし、買ってみるか!”



そうして気づいた時には、もう甘食の入った袋を手に、私は外に立っていました。

ちょっとドラマチックに甘食さんとの出会いを書くとこんな感じです(笑)



その気になるお味なんですが、



地味に美味い!!



一言でいえば、古き良き昭和の味。



それって、どんな味?

と、みなさんの声が聞こえてきましたので、詳しく説明すると、買った後すぐに食べると、小麦の味がしっかりとわかるスコーンのような味わいでした。



そして、これが驚き!

レンジであたためて食べると、フワフワになり、まるでホットケーキです。



最近の凝って作ってあるパンも美味しいと思いますが、昔ながらの素朴なパンも味だけではない美味しさを感じることができて、いいものだなと思いました。



もし、お近くのパン屋さんで見つけることがあったら食べてみてはいかがでしょうか?

パン屋さんとコンビニ・スーパーで売っているものは味わいが違いますので、できればパン屋さんでお買い求め下さい。



ということで、今日は甘食について・・・



今、今日のブログが終わったと思った方、多いんじゃないですか?



まだ、これからですよ。



私のパンの好みを聞いて得をする人なんていませんからね(笑)



それでは、気を取り直して今日のブログテーマいきましょう。



今日のテーマは、最近めっきり朝晩が寒くなってきたので、注意喚起と早めの準備をして欲しいということで“ヒートショック対策”いってみようと思います。



「ヒートショック」


だいたい、この時期になってくると、ワイドショーや健康番組などで放送されることが多いので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?



ヒートショックとは、気温の変化に伴って血圧が上下することで心臓や血管の疾患が起こることを言います。



このヒートショックが原因で起こる疾患としては、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などが挙げられます。

聞くだけも、ゾッとしてしまいますが、しっかり準備をしておけば、リスクを抑えることができると思いますので、これから紹介する対策を、各ご家庭のできる範囲で試してみて下さい。



まず、ヒートショックは、上述のとおり気温の変化が大敵です。

温度差が10℃以上になるような場所は、特に危険なので注意が必要と言われております。



ですから、この温度差を小さくすることがヒートショック対策としてなにより大切です。



これからの時期、この温度差が生じる場所は、脱衣所・お風呂・トイレです。











まずは、脱衣所です。

冬の脱衣所は、寒いですよね。



あまりに寒いもんだから、私は脱衣所でササッと服を脱いで、浴室へ瞬間移動するので脱衣所滞在時間は3秒ありません(笑)



これ、NG行為です。

余計に血圧をあげてしまうので絶対にやめましょう。



そこでです。

ご自宅に小型のヒーターなどがあれば、お風呂に入る10分前くらいから脱衣所をあたためて下さい。

これだけでも脱衣所程度の狭いスペースであれば、かなり暖まります。



次は、浴室です。

これが、脱衣所より寒いんですね。



ですから、浴室に入る前に、湯船のフタを外して蒸気で5分程度、浴室内をあたためます。

お湯シャワーで浴室の壁を軽く流すだけでも効果があるようです。



「じゃあ、これでもう安心だ!」

では、ないんですよ。



今度は、あたたかい湯船に入るので、血圧が低下します。


血圧が乱高下している状態ですので、注意が必要です。

湯温を41℃以下に設定することで、ヒートショックが起きにくいと言われております。



入浴に関しては、他にも対策をとっておくことで、さらにリスクを抑えることができるので、以下にまとめておきます。



・入浴前・後にはコップ1杯の水分補給

 入浴により発汗することで、血液内の水分が奪われドロドロ血液になりやすい状態になり

 ます。

 ドロドロ血液は血栓ができやすくなるため、必ずコップ1杯の水分補給をお願いします。


・いきなり浴槽には入らない

 冷えた体が急にあたためられるため心臓に負担がかかります。かけ湯などをして徐々に体

 をお湯に慣らしてから入りましょう。


・長湯をしない

 長湯も心臓に負担がかかります。長湯の疲労で転倒をする危険もあるので気をつけましょ

 う。


・浴槽から急に立ち上がらない

 血圧が低下している状態なので、急に立ち上がることで脳貧血が起こり、めまいを起こし

 たり、失神するおそれがあります。

 ゆっくり動くということを心がけて下さい。


・飲酒をする場合は、飲酒前に入浴を済ませておくこと

 飲酒をすることにより、血管は拡張し、血圧が低下します。

 酔って体の反応も鈍くなり、転倒の危険があります。

 飲酒をする場合は、先に入浴しておきましょう。


・食後は、1時間以上空けてから入浴する

 食後は食べた物の消化のため、消化器官に血液がまわされるため、血圧はやや低下気味に

 なります。

 ヒートショックが起きやすい状態ですので注意しましょう。


・家族にひと声かけてからお風呂に入る

 お風呂に入っている時に、めまいを起こしたり、失神してしまうと大変です。

 家族が気が付いて、未然に事故を防止した例も多数あります。

 ひと声かけることを、お風呂に入る際の習慣にしましょう。

 


ヒートショックは、ほんの少し体を気遣ってあげたり、生活を工夫することで、リスクを抑えることのできるものです。

まずは、説明した3点、脱衣所を暖める・浴室を暖める・湯温は41℃以下から始めてみてください。



トイレの説明を忘れておりましたが、トイレも温度差が10℃以上ある場所とされております。

ここまで読んでいただけたら、もうお分かりですね。



そうです。

トイレに入る時だけでいいので、小型のヒーターで暖めましょう。

トイレでは、いきみ過ぎないということもポイントです。



ということで、ヒートショック対策についてお分かりいただけたでしょうか。


離れて暮らしている家族は、特に心配していると思いますので、家族のためにも気をつけていただけたらと思います。


それでは、今日はこのへんで。




元気にいきましょう!










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