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執筆者の写真鵜木行政書士事務所

アポ電強盗・アポ電詐欺に注意!

更新日:2020年2月12日

こんにちは。

2,3日前までの陽気が一転、今日の秋田は非常に寒いです。

日曜日くらいまでは、寒さが残るようです。

ジグザグ天気なので、皆さん、体調管理に気をつけてお過ごしくださいね。



それはさておき、ここ最近の話なんですが、テレビでニュースを見ていたらアポ電強盗・アポ電詐欺という話題が目にとまりました。

オレオレ詐欺のような特殊詐欺の一種みたいなんですが、ご存知でしたか?



“アポ電強盗・アポ電詐欺”


まずアポ電ですが、

「アポ電」とは、アポイントメント電話の略で企業などを訪問する際に事前に予約をとっておくための電話のことをそう呼びます。



それに強盗・詐欺がくっつくのでたちが悪いんです。



強盗や詐欺などをする前に、事前に電話をかけ、警戒心を緩めたり、詐欺が可能かどうかをチェックしたうえで犯行に及ぶ新手の詐欺です。


その手口なんですが、息子や警察官、銀行員などの名前をかたり電話をかけてきて、家族構成や家に置いてあるお金に関する情報などを聞き出します。


ここで、家族構成で高齢者しかいないと分かれば強盗に入ります。


息子がいると分かれば、「携帯が壊れて買い替えたから今かけている電話番号を登録してくれ」と告げて電話を切り、本当の息子への連絡手段を奪い、二度目の電話でオレオレ詐欺を仕掛けてきます。



これは、非常に巧妙な詐欺なので注意をしていてもひっかかってしまうかもしれません。



ただ、基本的に息子も警察官も銀行員も、家族構成や家にお金があるかどうかなんてことを電話で聞いてくることはまずあり得ません。


知っている人の名前をかたったり、警察官・銀行員など信頼性のある職業をかたり電話をかけてきても真正直に取り合わないことがなにより大切です。


詐欺被害に遭わないよう気をつけていきましょう。



詐欺被害防止のため、教育機関でも色々な研究がなされているようです。

先日新聞に載っていたのですが、秋田県立大学・青森大学・慶応大学・京都府立医科大学では、高齢者に詐欺被害に対する自己防衛力を高めてもらうために、詐欺被害を防止するためのアプリを開発したようです。


こちらがそのアプリ






出典:秋田県立大学



こちらのアプリは、オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺の4種類の特殊詐欺ごとに抵抗力を診断・評価しアドバイスが表示されるもので、心理学・医学の学術的な知見をもとに、詐欺被害に対する自らの弱点を把握し、事前に備えることができる点において、新しい詐欺被害防止策として期待されているようです。



実際に私もやってみたのですが、一問一答形式の質問に答えていく形で、全部で83問あります。

詐欺被害防止という目的なので、問題数の多さもさることながら細かい質問まで用意されているので、しっかり診断・評価してくれるのも頷けます。



ちなみに私の結果はコチラ













































訪問サービスでもお客様が詐欺被害などに遭われていないかをチェックをしますので、

自分が詐欺被害に遭いやすかったらどうしようなんて思いましたが、ひと安心しました。


このように、診断だけでなく、何に気をつけたらいいのかアドバイスまでしてくれるので、有難いですね。

気になる方は是非やってみて下さい。


もはや、オレオレ詐欺などの特殊詐欺は他人事ではなくなってきているので危機意識を高め、自己防衛していきましょう。






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