こんにちは。
いやぁ~、昨日、一昨日と暑かったですね。
北海道の佐呂間町では、気温が39.5度を記録したようです。
今日は暑さもひと休みといったところですが、蒸し暑いので熱中症に注意して下さいね。
さて、先日のブログでは、春の交通安全運動や飲酒運転(お酒が体から抜けるまでにかかる時間)について書いたので、今日は“免許の更新”についても少し触れておきますね。
免許の更新と言えば、更新の1カ月前くらいにハガキが届いて、免許センターに行って視力検査をし、写真撮影、運転者の区分によって30分~2時間の講習を受けてと、ほぼ半日がかりの工程を経て、ようやく免許が更新されます。
その免許更新手続きですが、70歳~74歳までの方・75歳以上の方の更新手続きは、ちょっと違います。
70歳~74歳までの方は、免許センターでの更新の前に、教習所にて高齢者講習を受けることになっております。
75歳以上の方は、こちらも免許センターでの更新の前に、教習所にて認知機能検査を受け、検査日とは別日に高齢者講習を受けることになっております。
まず、70歳~74歳までの方の免許更新ですが、免許の更新期間満了日の6カ月前くらいになると高齢者講習のお知らせ(ハガキ)が届きます。
免許更新の前に高齢者講習を済ませておいてくださいという内容のものです。
高齢者講習の内容は、
【座学】 (交通ルール、交通安全に関する知識をDVD等を視聴しながら学びます)
【適性検査】 (動体視力、夜間視力、視野の検査)
そして、
【実車】 (実際に車を運転し、ドライブレコーダーなどで自分の運転を記録します。その映 像を元に指導員からアドバイスを受けます)
高齢者講習が終了すると、終了証書を受け取ることができ、これを持参して免許センターにて免許の更新をするという流れになります。
既に高齢者講習を受けているので、免許更新の際の講習は受ける必要はありません。
75歳以上の方は、お知らせのハガキが届いたら、高齢者講習の前に認知機能検査を受けることになります。
認知機能検査の内容は、
【時間の見当識】 (検査時の年月日、曜日、時間を答えられるかどうか)
【手がかり再生】 (一定のイラストを覚えてもらい、覚えたイラストを回答します)
【時計描写】 (時計の文字盤を描き、文字盤に指示された時刻を書き入れます)
認知機能に問題がなければ、高齢者講習を受ける流れになります。
この検査・講習は教習所の予約をとって受けることになっており、教習所の少ない地域によっては講習で2カ月待ち、検査で2カ月待ちと、非常に予約のとりにくい状況になっているところもあるようです。
特に75歳以上の方の場合は、検査・講習と2段階を踏まなければなりませんので、お知らせのハガキが届いたらすぐに予約をして、検査・講習を受けた方がスムーズに更新手続きができると思います。
もっと詳しく知りたい方は、警視庁のホームページが分かりやすかったので掲載しておきます。
ドライバーの年齢にかかわらず、依然として交通事故は多いです。
交通ルール、交通マナーを守って安全運転でいきましょう。
それでは、また。
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