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執筆者の写真鵜木行政書士事務所

子どもの学力アップ大作戦 ~テストでいい点数をとろう~


こんにちは


前々回のブログでは、子どものネット依存について書きました。

ネット・ゲームの利用について、それぞれのご家庭に合ったルールを決めて、子どもが依存症にならないように注意しましょうという内容でした。



ネット・ゲームのルールを決めることで、時間が捻出されますので、次は、勉強ですね。

ということで、今日のブログテーマは、子どもの勉強についてです。













勉強についての質問も相談のついでに受けたりするのですが、「家庭では、どのように勉強させていますか?」と質問すると、宿題量が多いので、とにかく宿題をやらせているというご家庭が多かったように感じました。




宿題量の多い学校では、宿題を問題集代わりに使用しており、“宿題をこなすことで学力を定着させる”というところまで考えて宿題を作っているので、基本的に宿題をやっていればOKです。




ただし、それは小学1、2年生までです。

小学3年生にもなると、徐々に勉強内容が難しくなってきます。

新たに理科と社会も授業科目に加わるため、勉強量も増えテストでいい点数をとることが少しずつ大変になってくるんですね。





じゃあ、どうしたらよいのかと言うと、宿題量の少ない学校と多い学校で区別して考える必要があります。



宿題量の少ない学校の場合、記憶を定着させるための問題演習量が足りていないので、宿題やドリルをコピーしておいて、繰り返し解くようにしてみて下さい。

1回目の宿題を解く際に、教科書などを見ながら解いているお子さんは、教科書を見なくても解けるようになるまで繰り返しましょう。



宿題量の多い学校では、繰り返し解くという効果を期待しての宿題量だと思われますので、そのような学校の場合は、宿題だけで大丈夫だと思います。



まずは、これでお子さんのテストの様子を見てみましょう。




これでいい点数がとれているようであれば、全く問題ありません。

お子さんは、勉強のコツをしっかり押さえたうえで、勉強できています。

逆に、宿題を繰り返し解いているのに、思うように点数がとれなくなっている場合は、勉強の内容を理解していない可能性があります。












ということで、次は、勉強内容をしっかり理解してもらうための勉強法です。



正直言って、遊び盛りの小学生にとって勉強は退屈です。

楽しく学ばせようと親が手を変え品を変え勉強をさせようと努力しますが、本人にその気がないので、“とりあえずこなす” だけの勉強になってしまいます。

なぜ、そうなってしまうのかと言うと、上述したように内容を理解していないからです。




勉強内容が理解できていないと、


分からない → 勉強が進まない → テストが解けない → やる気がなくなる


このように、負のサイクルに入ってしまい成績が下がる一方です。





逆に、勉強内容が理解できていると、


分かる → 勉強がはかどる → テストが簡単 → やる気が出る → もっと勉強する


と、好循環が生まれます。




そういえば、私も算数の立体図形の切り口の問題が苦手でした。(この図形を図のように切ったらどのような形になりますか?みたいな問題)

あまりにできないものだから、母が豆腐を買ってきて目の前で切って見せてくれるんです。


それでも、分からない。


母、豆腐切る。


分からない。


豆腐切る


おかげで我が家の食卓は、しばらく豆腐料理が続いてうんざりしたのを覚えています(笑)




まぁ、そのおかげで立体図形が分かるようになったので、豆腐を切り続けてくれた母と、豆腐料理を食べ続けてくれた家族に感謝ですね。






私の話はどうでもいいですね。

話が脱線したので、元に戻しますよ。

好循環の話でしたね。



それでは、好循環を生み出すための勉強方法を科目別に見ていきましょう。

小学1、2年生の場合、ほとんど横並びの成績だと思いますので、成績のばらつきが出始める小学3年生くらいを対象に説明します。







国語に関しては、小学3年生くらいだと300字程度の文章問題と漢字のテストになると思うのですが、この学年から、主語、述語、修飾語の言葉の特徴や決まりを意識しながら、文章を読み、理解する勉強に入っていきます。



かと言って、いきなり小学3年生の子どもにそんな話をしても、なんのことやらです。



まずは、文章問題であれば、その文章がどんな内容なのか、しっかりと分かるようにすることが大切です。



これができていないお子さんが、非常に多いようです。

“うちの子、漢字はできるんだけど、文章問題ができていない” ← 心当たりあるんじゃないんでしょうか。



というのも、文章問題は家庭での勉強が難しく、漢字学習などのような単純暗記と違い、問題を解けたという実感を得にくい科目だからです。



漢字学習に関しては、「繰り返し書いて覚えなさい」と言って勉強させることはできますが、文章問題についてはどうやって勉強させたらいいのか分からない方が多いと思います。



実は、文章問題も同じ要領で勉強をします。

まずは、時間がかかっても良いので、何度も文章を読み、その文章が何を言っているのか掴むことが大事です。

子どもが読み終えたら、どんなことが書かれているのか聞いてみて下さい。



読んだものを人に伝えるという作業は、相手に伝わるようにしなければいけないので、まず自分がしっかり理解していなければなりません。

ですので、子どもが文章の内容を説明できるようであれば理解できているということになります。



何回読んでも、理解できず説明できない子もおります。

これは、ただ単に字面を追っているだけか、その子にとって300字の文章が多い可能性があります。

この場合は、段落ごとに短く区切って勉強させてみて下さい。



このように子どもの理解度に合わせた勉強をすることで必ず国語はできるようになりますので、根気強く頑張ってみて下さい。



初めのうちは、親が手伝いながらの勉強になるため大変だと思いますが、子どもも慣れてくれば、ひとりで勉強できるようになるので勉強の流れを掴むまでの間と思って付き合ってあげて下さい。



小学生のうちに文章を読む力の基礎・土台を作っておくと中学校に進んでからの国語の理解度が格段に違ってくるので頑張りましょう。







算数は、かけ算・わり算、円・球、分数、小数などを学ぶと思うのですが、ルールや公式に従って解くものなので徹底して覚えさせましょう。



必ず途中で理解できないルール・公式が出てきます。

その時には、子どもがひとりであれこれ悩んでいても時間の無駄になるだけで解決しないので、分からない所はすぐに教えてあげて下さい。



ネットなどを調べると分かりやすく教えてくれるサイトがあったりするので上手に活用してみるのもいいと思います。


あとは問題をひたすら反復練習すれば、ルール・公式が定着すると思います。




理科は、虫や植物、太陽、風などの事象を捉える勉強し、社会は、地図記号や表やグラフの作成、まちの観察などの勉強をします。



両科目とも基本的に暗記です。



理科・社会ともに生活をしていく上での一般常識的なことを学ぶので、大人になれば自然と分かるようなことですが、子どもからすると「なんで?」と思うことが多いようです。



子どもの教科書を覗いてみてください。

実生活の中で教えてあげられることもありますので、ただ、やみくもに暗記させるのではなく、子どもが覚えるのにイメージしやすい環境を整えてあげると良いと思います。



イメージしやすくなったところで、これも宿題・ドリルの反復練習です。



ちなみに、中学校に進学すると、理科・社会はより深い知識の勉強をします。



理科は、実験などが多くなるので小学生のうちに実験を楽しいと思えるようにしておくことが大切です。



社会も、地理、世界の工業・農業、歴史、公民など、ある程度しっかりとした知識がなければ教えてあげることが難しくなってきます。



特に比重の多い歴史などは、覚えるのに苦労する子も多いので、小学生のうちに手に取りやすい “まんが日本の歴史” などを読ませて歴史の流れを掴んでおくこともよいと思います。

これで簡単に得点をとれるようになったという子も多数おり、高校受験・大学受験にも使える方法なので覚えておくとよいと思います。





英語は、小学3,4年生で楽しみながら「話す」「聞く」といった英語に慣れる勉強をします。成績評価なし

小学5、6年生で「読む」「書く」と本格的な授業科目として勉強をしていくことになります。成績評価あり



まずは、しっかりとアルファベットの大文字A~Z、小文字a~zまでとローマ字で五十音の読み書きができるようにしておきましょう。



これを、早めに習得しておくと英語の授業がスムーズに受けられると思います。

アルファベットやローマ字の一覧表などを使うことで短期間で覚えることができるので、上手に利用してみて下さい。





ということで、科目別の勉強方法のポイントを解説してみました。

これを実践していただくと間違いなくテストで良い点数が取れると思います。










どうでしょうか?



意外と親が積極的に関わるものなんだなと思った方、多いんじゃないでしょうか?



子どもは、小学1年生から本格的に勉強を始めるわけですが、当然ですが子どもの判断力では授業のポイントだったり、どんな勉強方法が効率的なのかということは、まだ分かりません。



これを親が補ってあげるということが必要になってきます。













早く勉強のコツを掴んだ子は、どんどん伸びていきますし、逆に、何も教わらなかった子は自分で試行錯誤しなければいけないので差が開く一方です。



一般的な親が子どもの勉強を見てあげられるのも、せいぜい中学生までです。



“勉強の型”さえ身に着けてしまえば、子どもはひとりで勝手に勉強してくれるようになるので、できるだけ早いうちに“勉強の型”を身に着けましょう。





ということで、今日は「子どもの勉強」について書いてみました。

世間では、コロナ禍の影響で子どもの勉強の遅れなどが心配されております。

今日のブログが、子どもの勉強について悩んでいる親御さんにとって、ちょっとしたヒントになってもらえたら幸いです。



新しいことを始めるのに遅いということはありません。

頑張っていきましょう。




そういえば、また事務所の近くにオープンしたお店がありましたので紹介しておきますね。


あれっ?

この写真・・・と思った方、するどいです。


前にブログで紹介したラーメン屋さん【よし虎】のお隣です。

なので、写真は使い回しです(笑)



     【豚泥棒】


住所   秋田県秋田市広面昼寝23-6


営業時間 11:00~15:00

     17:00~21:00


定休日  火曜日

ぶ、ぶ、豚泥棒!!



なんとも物騒な名前です。



北海道・帯広が生んだB級グルメ、ぶた丼のお店です。

物騒な名前とは裏腹に、お店の前を通ると炭火でお肉を焼いた、いぃーーい匂いがします。

あまりに美味しそうな匂いがするんで、匂いについて行っちゃって「気づいたらお店に入ってた」なんてこともあるかもしれませんので気を付けて下さい(笑)



相変わらず、私はまだ食べれてないんですけどね。



テイクアウトもやっているようなので、機会があったら食べたいと思います。



それでは、また。

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