昨今の離婚事情について
- 鵜木行政書士事務所
- 2023年9月30日
- 読了時間: 2分
こんにちは
ようやく長く暑かった夏も終わり、季節も秋めいてきましたね。
朝晩の冷え込みが厳しくなってくるので、みなさん体調など崩されないようお願いします。

つい先日、当事務所で離婚公正証書を作成されたお客様から、「離婚後の生活も落ち着き、第二の人生を楽しく過ごしています。今までずっと我慢我慢の生活でしたが、今は自分らしく生きております」とのご連絡をいただきました。
基本的には離婚協議書・公正証書の作成業務が終了するとお客様との接点がなくなるので、ご連絡いただけない場合が多いです。
我々が知っているのは離婚前の精神的にも肉体的にも疲れてしまっている状態ですので、元気になってこういったご連絡をいただけることは非常に嬉しいです。
当事務所でもそうなのですが、一般的に離婚は3月に多いといわれております。
年度替わりの時期ということもありますし、お子さんがいる場合は4月からの新学期にスムーズに移行しやすいからです。
そうなのですが、ここ最近8月、9月と例年の同じ時期に比べ離婚相談が増えてきました。
コロナが5類に移行し生活が落ち着いてきて、今後の生活設計の目途が立ってきたからかなと思っております。
そういった経緯もあり、昨今の婚姻件数、離婚件数を少し調べてみました。
すると以下のようなデータがありました。

(厚生労働省「人口動態統計(確定数)の概況」/2020年)
グラフを見ていただければお分かりのとおり、婚姻件数が減少傾向にあるのに対し、離婚件数は横ばいで推移していることが分かると思います。
かつては、3組に1組が離婚していると言われておりましたが、この状況が続くようであれば、2組に1組が離婚する時代が到来するかもしれません。
また、インターネットなどに掲載されている離婚に関するアンケートなどのデータを見ると、離婚したことを「後悔していない」という人の割合が8割であるのに対して、「後悔している」と回答した人は2割というデータもありました。
社会情勢や景気、若い方の結婚観などに変化が起きているということなのかなと考えているところです。
ということで、今日は昨今の離婚事情について触れてみました。
それでは、また。
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