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執筆者の写真鵜木行政書士事務所

誤嚥性肺炎って何?

更新日:2020年2月12日

こんにちは。

ここ最近の秋田は春らしい天気が続きあたたかいです。


ただし、油断は禁物!

まだまだ朝晩は寒いので風邪には気を付けてくださいね。


さてさて、先日ラーメンを食べていた時の話なんですが、お腹ペコペコの状態だったので一気に麺をすすったところ、私の麺を吸い込む勢いが強かったせいか、むせてしまいました。

何回か咳をして、治まりましたが、周りにいるお客さんに少し笑われてしまいました。





恥ずかしい・・・(笑)






みなさんも酸っぱい物を食べたり、麺をすする時にこういった経験をしたことがあるんじゃないんでしょうか。


そういえば、なんで「むせる」んでしょうね?

気になったので少し調べてみました。


人は食べ物を食べる際、食べ物は食道を通るようになっております。


一方、呼吸をする際、空気は気管を通るようになっております。



こんな感じ⤵





飲べ物 → 食道 → 胃


空気 → 気管 → 肺









食べ物は食道に。空気は気管に。

我々の喉はこの作業を無意識でやってくれています。


なんですが、


急いで食べたり、酸っぱいものを食べたりする時に、食べ物が食道ではなく、気管に入ってしまいそうになることがたまにあります。


食べ物が気管に入ってしまうと、肺炎などを引き起こしてしまうおそれがあるので大変です。

そこで、我々の喉は「むせる」ことで食べ物を気管から排出してくれるんです。


ということで、「むせる」という現象の正体がお分かりいただけたかと思います。


せっかく、喉の機能を紹介したので、今日は「誤嚥性肺炎」についても少し触れておこうと思います。




「誤嚥」


「ご~、ご~、ご~」・・・・・読めない。


これ「ごえん」と読むそうです。


みなさんは聞いたことがありますか?


医学的には食べ物や唾液などが、気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)といい、その“誤嚥が原因”で起こる肺炎を誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)といいます。


喉の機能の低下によって誤嚥性肺炎が引き起こされてしまうのですが、加齢にともない当然ですが体の機能は衰えていきます。


ただ、だからといって、諦めることもなさそうです。





先日、数年前にベストセラーになった「 肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい(著 西山耕一郎)」という本を読んだのですが、のどを鍛えることで誤嚥性肺炎は防ぐことができるそうなんです。








詳しい内容は、本に任せることにしますが、のどを鍛えるといっても難しいことをするわけではありません。


1日たったの5分、トレーニングをするだけです。

5分のトレーニングで、のどの機能を改善させることができて、誤嚥性肺炎の防止にも繋がるんであれば、やってみてもいいんじゃないでしょうか。


書籍を購入してみてもいいですし、「のど体操」「のどトレ」「嚥下体操」「ごっくん運動」といったキーワードで検索すればのどの鍛え方を紹介するホームページがありますので、自分に合いそうなものをチョイスしてやってみてはいかがかと思います。


どの健康本にも書かれていることですが、


・朝は決まった時間に起きる

・ご飯をしっかり食べる

・軽く汗をかく程度の運動をする

・少々、頭を使う

・家族団らんの時間を作り、楽しい会話をする(楽しい会話をすると人は自然と高い声にな

 るらしく、高い声を出すことは喉の機能改善にいいそうです。)

・しっかり睡眠時間を確保する


これが大切なようです。


のどだけでなく、無理のない範囲で体を鍛え健康に過ごしていきたいものですね。





ハッ!!








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