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  • 執筆者の写真鵜木行政書士事務所

離婚相談のベストなタイミングとは

更新日:2022年12月21日


こんにちは





今日は、離婚を考えるうえで非常に重要になってくる、“離婚相談のタイミング” について書いていきたいと思います。





“離婚のタイミング” は、「子どもの進学にあわせて」だとか 「夫(妻)の定年にあわせて」 など、それぞれのご家庭の事情にあわせて決めることになると思いますが、“離婚相談のタイミング” は、人それぞれで、離婚を考え始めた時にすぐ相談にいらっしゃる方もいれば、相手と口もきけないほど険悪な状態になってから相談にいらっしゃる方もおります。

この “離婚相談のタイミング” が、離婚を実現させるにあたり非常に重要になってくるので、少し掘り下げてみたいと思います。





まず、結論から答えますと、離婚相談のタイミングは、断然、「早い方がいい」です。

その理由は、





①ストレスを抱え込まえずに済む


実際に離婚をする段階になってくると、基本的に夫婦間の会話はなくなり、家庭内別居状態になっている場合がほとんどです。


別居状態ではなかったとしても、顔を合わせるたびに些細なことで衝突を繰り返すようになってしまっているご夫婦が多いです。


このような生活が与える心理的ストレスは相当なものになります。


特に離婚においては、長期間ストレスにさらされるため、人によっては心身のバランスを崩し、精神内科に通院しながらの生活をおくっている方も珍しくありません。


そうならないためにも、早めの相談が大切です。


離婚の専門家であれば、実務経験も豊富であるため最良のアドバイスをすることができます。





②離婚準備・手続きがスムーズに進められる


当然ですが離婚協議は、相手との話合いで決めるものです。


相談をするタイミングが遅かった場合は、すでに相手との会話ができない状態であったり、仲たがいし互いを敵視している場合が多く、離婚はするけれど財産分与や養育費などの取り決めができなくなってしまっているケースが多く見受けられます。


これに対して、離婚を考え始めた段階ですぐに相談に来ていただいた場合は、離婚の知識や手続きをひととおり学ぶことができるため余裕を持って離婚の準備をすることができます。


離婚をするうえで、財産分与・養育費・年金分割・慰謝料などについては、当然に知っておいた方がよいと思いますし、どのような流れで離婚手続きを進めていくのかということも知っておくと、慌てることなく相手との協議に臨むことができます。


また、相手との関係も完全に破綻していない状態であれば、話合いをすることも可能ですし、財産分与・養育費といった取決めについても比較的スムーズに話合いを進めることができます。





このように早めに相談することが、ストレスを最小限にとどめながら、しっかりと離婚を実現させていくということにつながることがお分かりいただけたのではないでしょうか。




ということで、今日は、離婚相談のタイミングについてお伝えしました。

我慢をしている期間が長ければ長いほど、つらくなります。

離婚手続きも大変になります。

いずれ相談するのであれば、“早めに相談した方がいい” ということを覚えておいて下さいね。






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